「ボブにしたいです」
そうオーダーする方いますよね?
ボブってなんだろう?
長さ?どにくらいの? 形?どんな? 外人?hi bob!
ショート以上ミディアム未満くらいの感覚だろうなーとは思いますが、人によって長さの感覚は全然違います。
ちなみに僕のボブの感覚は、丸みのあるスタイルであれば耳が出てようともボブスタイルであるし、ストレートでシャープなラインで首が隠れててもボブスタイルである感覚です。
長さや形で一概にこれがボブですって言えないところではあります。
榮美容室がこだわってるカット技術はサスーンカットでありますが、そのサスーンカットのド真ん中にあるスタイルがボブであります。
うちのカット講習に来られた方はわかると思いますが、ボブをいくつかのテクニックで作ります。
先日の作品
どちらもバランスとしては右7:3パートの後頭骨からアゴにかけてのボリュームバランスです。
右はグラデーションボブという基本中の基本のテクニック。
ネープから重さを積み上げていき、サイドはワンレングスで構成するボブです。
タテスライスから徐々にヨコスライスに以降していき、重さをコントロールしてカットしていきます。
左はホワイトウインターテクニック。
ディスコネクト(繋がらない別々のもの)された3つのセクションで構成されてます。
ディスコネクトしたセクションごとにグラデーションとレイヤーを使い分けることで、ボリューム・毛量をコントロールします。
よーく見てもらうと違いがわかるはずです。
丸み、動き、収まり、、、
どれも違います。
しかしどちらもボブです。
もう一度
違いますよね?
スッと収まる感じとキリッと収まる感じw
同じバランスで、同じ長さ設定でも色んなテクニックを使い分けて、人それぞれのクセ・毛量・悩み・雰囲気によって変えてます。
サスーンテクニックでは「ボブ」と呼ばれるスタイルでもバリエーションが様々です。
実は同じように見えるヘアスタイルでも変えることができるんです。
ボブにしよう!
そうお考えの方は是非お任せください。
あなたに合う、あなただけのボブスタイルを作ります☆